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    更新日 : 2024年05月15日

    更新日 : 2024年05月15日

    倉庫・雨戸のシャッターの塗り替え時期やメンテナンス方法は?詳しくご紹介!

    シャッター塗り替え時期やメンテナンス方法を解説

     車庫や倉庫、もしくは雨戸の代わりに使用されているシャッターに、『色あせ』『錆び』といった劣化が進行していませんか?もし日頃から自分で手入れや汚れ落としをしていたとしても、塗膜の剥がれや錆による腐食の修復には、専門的な道具や技術が必要であり、DIYでは難しいです。

     シャッターの塗装が剥がれたり、錆びたりすると、見た目だけでなく、開け閉めの機能にも悪影響を及ぼします。紫外線や風雨にさらされる場所に設置されたシャッターは、外壁と同じく、定期的な塗装メンテナンスが必要不可欠です。

     今回は、シャッターの塗装の可否や重要性、シャッターの塗装工程の流れなどシャッター塗装を検討する上で役立つ情報をお伝えいたしますので、ぜひ参考にしてください。

    シャッター塗装できる?メンテナンスのために必要?

     インターネットで調べていると、時々「シャッター塗装は一部の業者では断られることがある」という情報を目にします。
     これは、シャッターは外壁とは異なり、開閉するため塗膜の厚さに注意が必要であり、さらに凹凸があるため塗装技術が必要なため、未経験の塗装業者には避けられることがあるのです。

    塗膜の剥がれ
    白錆の発生
    錆が広がりシャッターが腐食
    塗膜が剥がれ内部に錆が発生

     しかし、スチールが材質であるシャッターに塗布された塗装は当然、時間の経過により塗膜が剥離してしまいます。塗膜が剥離してしまいますと、錆による腐食が発生してしまいますので、シャッターの定期的な塗装メンテナンスは必要となります。

    シャッターは塗膜の剥がれや錆から守るため定期的な塗装によるメンテナンスが必要です
    シャッターボックスの塗装

     シャッターは塗装可能であり、定期的に塗装メンテナンスを行わなければなりません。

     また、シャッターが格納されるシャッターボックスの塗装も可能です。

    開閉動作によりシャッターの塗膜は劣化しやすい不都合

    シャッター塗装は開け閉めの動作などで劣化しやすい

     シャッターの塗装に関しては、前述した通り可能であり、定期的な塗り直しが必要です。しかし、外壁や雨樋と比べると、塗膜の耐久力はやや劣るという事実があります。

     この現象の理由は、シャッターの特性を考えると理解しやすいでしょう。シャッターは外壁や雨樋とは異なり、開閉のたびに動くものです。さらに、シャッターは雨戸などと違い、シャッターボックス内に収納される仕組みです。そのため、部材同士が接触し、塗膜が傷つきやすくなっています。

     つまり、シャッターは大きく動く部分であり、その動きによって塗膜が剥がれやすくなるのです。

    業者の技術力も必要なシャッター塗装

    塗膜の厚みへの配慮などシャッター塗装には高度な技術が必要

     シャッター塗装は、専門の塗装業者にとっても非常に困難な作業です。なぜなら、塗膜の厚さを正確に管理する必要があるからです。塗膜が厚すぎると、シャッターの開閉がスムーズに行えなくなってしまいますので、適切な厚さで仕上げる必要があります。そのため、シャッターの運動を妨げずに塗装するには、非常に高度な技術が必要です。

    塗膜の厚みへの配慮などシャッター塗装には高度な技術が必要

     ここでは、いくつかの典型的なサインを紹介します。これらの劣化サインが見られた場合には、お住まいのシャッター塗装を検討するべきです。シャッター塗装の判断材料としてお役立てください。

    チョーキング現象の発生(白い粉がふいている)

    チョーキング現象

     シャッターの塗膜が劣化すると、表面に白い粉状のチョークのような物質が現れることがあります。この白い粉は、塗料中の「顔料」と呼ばれる色を付ける成分が劣化して粉状になったものです。

     このような塗膜の劣化による粉をふくトラブルは、一般的に「チョーキング現象」「白亜化現象」と呼ばれ、シャッターの塗装が必要な典型的な劣化サインです。シャッターを開閉する際に粉が手や服に付着してしまうこともありますので、このトラブルが現れた場合は塗装を検討することをおすすめします。

    塗膜の剥離

    塗膜の剥がれ

     「塗膜の剥離」は、シャッター塗装を考えるべき劣化の兆候です。ご家庭で頻繁にシャッターを開閉される場合は、表面の塗膜が劣化しやすくなる傾向があります。 シャッターの塗膜が剥がれてしまうと、外観が非常に悪くなってしまいます。住宅の美観を重視される方にとっても、塗膜の剥がれが目立つようになったらシャッター塗装を検討することをおすすめします。

    錆の発生

    錆が発生したシャッター
    シャッターの錆

     塗膜が剥がれて防水性を失ったシャッターは、金属の大敵である錆びの発生を引き起こす可能性もあります。 最初は一部分の錆びであっても、錆びは徐々に広がっていくため、注意が必要です。錆びがひどくなると、腐食による穴あきや変形など、機能面にも悪影響を及ぼすことがありますので、早めに塗装を行い、対策をすることが重要です。

    シャッター塗装のDIYが難しい理由

     「車庫に1つだけシャッターがあるので、費用を抑えるためにDIYで塗装できないかな?」「外壁塗装ほど大規模ではないので、DIYで行えるのではないか?」と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

     DIYの利点は、業者選びが不要で費用もかからないという点ですが、残念ながら、シャッター塗装をDIYで行うことは難しいと言わざるを得ません。先述したように、シャッター塗装には高度な技術が必要ですし、実はDIYでは困難な理由も存在します。以下では、その理由について説明していきます。

    シャッター塗装に使用する塗料選びの難しさ

    シャッター塗装に適した塗料を選ぶのが難しい

     シャッター塗装には適した塗料を選ぶことが、素人の方にとって難しい点が最初に挙げられます。これはシャッター塗装に限らず、一般的なことですが、適切な塗料は「何を塗るか?」、つまり素材によって異なります。また、下塗り専用の塗料や仕上げ用の塗料など、複数種類の塗料を用意する必要があります。単純に「ペンキなら何でもいい」というわけではありません。

    塗装の最初の一歩である塗料選びは塗装において最重要工程

     塗装を一度行った後にやり直すことができないため、塗料選びは塗装作業において最も重要なステップと言えます。しかし、近くのホームセンターで適切な塗料を手に入れられる保証もありません。そのような意味でも、DIYによるシャッター塗装は難しいと言わざるを得ません。

    適切な道具・専門知識が必要

    ローラー・刷毛・スプレーガン

     シャッター塗装をDIYで行う際の障壁の一つは、適切な道具の問題です。塗装に使うローラーやハケは比較的簡単に入手できますが、より専門的な道具である「スプレーガン」は入手が困難です。ホームセンターで販売されている場合もありますが、高価であり種類も多く、DIYのハードルを高める要因となります。

    スプレーガンを使用した塗装

     さらに、スプレーガンを使用することによる塗装のメリットは迅速な作業が可能であるという点ですが、スプレーガンには細かな塗料粒子が風によって流されないようにするため、天候にも注意を払う必要があります。こういった点に関しましても専門的な知識が必要です。

    失敗してしまうと取り返しがつかない

    専門の業者に任せれば良かった…

     DIYでのシャッター塗装はおすすめできない理由の一つに、「失敗した場合に取り返しがつかない」という点が挙げられます。塗りムラによる美観の問題だけでなく、塗料を過剰に重ねることによってシャッターの動きが悪くなり、最悪の場合、シャッターが動かなくなることもあります。

     DIYで塗装を失敗し、後から業者に依頼しても手遅れになってしまうため、最初から専門の業者にお任せすることが最も望ましい選択肢と言えるでしょう。

    シャッター塗装の施工手順

     シャッター塗装では、ローラーやハケを使用した手作業での塗装や、スプレーガンを使用した機械的な塗装などの塗装方法がります。最適な方法は、シャッターの状態やお住まいの構造によっても異なりますが、「手作業による塗装」でも「スプレーガンを使用した塗装」でも塗装の手順の流れはおおむね共通です。シャッター塗装の一般的な手順を確認していきましょう。

    1,清掃・下準備

    清掃と下地処理

     シャッター塗装において、重要な作業の一つが下地処理である「ケレン作業」です。ケレン作業とは、塗装面のコンディションを整えるためにヤスリなどを使用して下地を調整する作業を指します。この作業により、塗料の密着性や耐久性が向上し、塗装の仕上がりもより美しくなります。

    シャッター塗装前の洗浄

     シャッター塗装において、塗膜の剥がれは劣化のサインの一つです。剥がれた塗膜がある場合、ケレン作業が特に重要となります。ケレン作業を怠ると、塗装面が凸凹になってしまいます。そのため、事前の下地調整で塗装面を平坦に整えることが重要です。また、ケレン作業には金属部分に微細な傷をつけることで、塗料が密着しやすくなる効果もあります。さらに、この段階で埃を取り払い、汚れを洗浄することも重要な作業です。これらの手順を適切に行うことで、塗装の仕上がりを向上させることができます。

    2,養生

    養生

     スプレーガンを使用したシャッター塗装において、養生は特に重要です。養生とは、塗装部分以外に塗料が付着しないように、ビニールシートや養生テープなどを使用して周辺を保護することを指します。特にスプレーガンを使用する場合は、塗料が広範囲に飛散するため、シャッター以外の部分を汚さないように注意深く養生を行う必要があります。適切な養生を行うことで、周囲の壁や窓などを保護し、綺麗な仕上がりを実現することができます。

    3,下塗り(サビ止め処理)

    下塗り(サビ止め処理)

     ケレンによる下地調整が完了したら、いよいよ塗装作業に入ります。シャッター塗装は外壁塗装と同様に、「下塗り・中塗り・上塗り」という3回の重ね塗りで仕上げます。最初に行うのは1度目の下塗りです。

     特に金属製のシャッターを塗装する場合は、サビの発生を防ぐためにサビ止め処理が不可欠です。具体的なサビ止め処理の方法としては、下塗りの段階でサビ止め効果のある塗料を塗布することが効果的です。

    4,中塗り

    中塗り

     下塗りで塗布したサビ止め塗料が完全に乾燥したら、次は中塗りを行います。中塗りでは、お客様が選ばれた色の塗料を使用し、シャッターの外観が完成に近づいていきます。

     この段階でも述べてきたように、シャッター塗装では塗膜の厚みに特に注意が必要です。適切な塗膜厚を実現するために、作業を慎重に行いながら細心の注意を払います。均一で美しい仕上がりを得るために、塗料の塗りつけ方や塗布量についても注意深く調整します。

    5,上塗り

    上塗り

     工程の最後は上塗りを行い、作業が完了します。上塗りが終わったら、塗料がしっかりと乾燥するまで待ちます。その後、シャッターが問題なく開閉するかを確認し、最終的なお引き渡しとなります。

    シャッター塗装も街の外壁塗装やさんにご遠慮なくご相談ください!

     シャッターは、紫外線や風雨に加えて、日常的な開閉による負荷も受けています。特に車庫や倉庫のシャッターは、大切な車や機器、道具を守る役割を果たしています。また、住宅の窓に取り付けられたシャッターは、風雨や他の要素から建物を保護するだけでなく、ご家族のプライバシーを守る重要な役割も果たしています。

    紫外線や風雨による影響や日常的な開閉で想像以上に酷使されているシャッター

    快適にお過ごしいただくためにはシャッターの定期的メンテナンスが大切です

     シャッターの損傷や問題は、私たちの日常生活に不安と不便をもたらすと言っても過言ではありません。そのため、美観や機能性を保つために、シャッターの定期的なメンテナンスは快適な生活を送る上で非常に重要です。

    街の外壁塗装やさんは外壁や屋根だけでなくシャッター塗装のご相談も承っております!

     私達、街の外壁塗装やさんは、外壁や屋根の塗装はもちろん、シャッターの塗装についてもご相談をお受けしております。点検からお見積りの作成まで無料にて承っておりますので、お気軽にご相談ください。

    街の外壁塗装やさんの無料点検をご利用ください
    倉庫・雨戸のシャッターの塗り替え時期やメンテナンス方法は?まとめ
    • ・シャッターは、塗膜の剥がれや錆の広がりなどが生じることがあり、美観や機能性を保つためには定期的な塗装メンテナンスが必要です。

    • ・シャッターは開閉やシャッターボックスへの格納など、動きのある箇所で塗膜の劣化が非常に起こりやすい部位です。

    • ・シャッターの塗装には、塗膜の厚みに対する配慮など、高度な技術が必要とされます。

    • ・チョーキング(白亜化)、塗膜の剥がれ、錆などが観察される場合は、シャッターの塗装を検討するべき合図です。

    • ・塗料の選択、塗装技術、使用する道具など、塗装においては失敗が許されない要素が多くあり、DIYによる塗装は非常にハードルが高いと言えます。

    • ・シャッター塗装の工程は、高圧洗浄、から始まり、養生・ケレンなどの下準備、下塗り(サビ止め処理)・中塗り・上塗の工程があります

    • ・街の外壁塗装やさんは、シャッターの点検および塗装メンテナンスのお見積りは、無料にて承っております。お気軽にご相談下さい。

     

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